9月からスタートしたみんスタDeco活編 シーズン2も上記4回のプログラムを経て、いよいよ最終発表会を迎えました。この日柏の葉では「かしわ環境フェスタin柏の葉キャンパス」が開催されていて、そのフォーラム内でプレゼンの機会を設けました。
柏の葉における環境まちづくりの概要
まずはUDCK副センター長の三牧から「柏の葉における環境まちづくりの概要」を発表しました。柏の葉が行ってきた環境・エネルギー関連の活動と世の中の潮流、そして今後目指す姿を参加者さんと共有しました。

基調講演「デコ活について」
次に、一般社団法人地球温暖化防止全国ネットの鈴木知子氏から「デコ活について」の基調講演をしていただきました。環境省が提唱する脱炭素を目指す市民生活のスローガン「デコ活」の概要や、脱炭素の取り組みを推し進めるにはいかに市民の活動が重要か、というお話に街の人の行動を変えるために活動してきたみんスタメンバーは共感していました。

4つのアイデア
シーズン2で最後まで取り組んだアイデアは以下の4つです。

ストック食材を美味しくリメイク
食品ロスを減らす取り組みを考える過程で、災害時に常時備えながら食品を備蓄する「ローリングストック」に注目したチーム。ローリングストックが消費期限切れで廃棄されてしまうという家庭でよくある問題を、解決すべき課題と定義しました。

イベント時に「ローリングストック食材に関する投票」やゲームを作成し、まずは自分ごととして捉えてもらい、行動に繋げてもらうことを狙いました。
また、ストック食材美味しくリメイクBOOKという冊子を作成し、食品ロスとローリングストックについて学び、実際に使えるレシピを掲載することで気軽に食品ロスを解決するための活動に参加できるような設計になっています。

Aquaterrace Clean Try(ACT)
自分たちが大好きな公共空間アクアテラスを綺麗に、もっと気持ちよく利用できるようにしたい!という参加者の強い気持ちから、どうすれば環境保全活動に市民が参加できるようになるかをデザインしたチーム。

プレイベント前のアンケートから「暑い時期を避ける」「子どもが楽しめるイベントにする」などの要素をピックアップして、実際にアクアテラス清掃をしました。

また、イベントだけでなくアクアテラスに生息する生き物を題材にしたカードゲームも作成。日常から生活圏内の自然に関して学ぶことで、保全意識を高めることも目指しました。

子ども服の交換会
3R(Re-duce Re-use Re-cycle)を推進する活動を考え、柏の葉に暮らす住民の属性や事前のアンケート結果などから「子ども服の交換」に特化したアイデアを形作ったチーム。

服の交換から循環型社会へ一歩踏み出すことを狙いました。
「交換会に参加するのが恥ずかしい」「準備がめんどくさい・・・」などの行動障壁を突破するために、イベントの参加人数や方法を細かく設定してプレイベントを実施。柏市リサイクルプラザ/リボン館とコラボすることでリサイクルを推進、またUDCKを事前回収場所にすることで持参へのハードルを下げました。

サステナブルなファッションを!
持続可能なファッションがなぜ必要か?どうすれば大量生産、大量廃棄のサイクルから脱却できるのか?という問いに、事前のアンケートや行動デザインのワークショップを経て「子ども服のリペア体験」をイベント化することにしたチーム。

アンケートとユーザーインタビュー、メンバーの体験談から最適だと思われる体験イベントのカタチを導き出していきました。

プレイベントでは前出の3Rチームの服の交換会とコラボレーション。交換で入手した服にその場で簡単に手を加えることで愛着が増し、「お下がりが嫌」という心理的ハードルも突破し、プラスに変えることに成功していました。

メンバーとゲスト、一般聴講者さんとディスカッション
メンバーからのプレゼンテーションの後はゲストと聴講者さんを交えてのディスカッションを実施しました。アイデアの実施方法やステークホルダーについての助言や感想を、各立場から交換し合いました。

【ゲスト一覧】
一般社団法人地球温暖化防止全国ネット 鈴木知子氏
柏市環境部 後藤義明氏
三井不動産 石田義勝氏
大日本印刷 鈴木英恵氏
シーズン2を実施してみて
みんスタでは初めてテーマを継続して実施したDeco活シーズン2。前回からメンバーが変わることでの難しさも感じました。シーズン1である程度カタチづくりができていたアイデアを理解し、咀嚼し、さらに自分ごと化していくことはやはり簡単ではありませんでした。
一方で「プロトタイピングをして実装を目指すフェーズ」だとあらかじめはっきりと目標設置していたことで、参加者さんの取り組みもより意識が統一されていました。
また、街でしっかりと体験可能なレベルまでいくことで得られる気づきは大きく、今後の実装に向けて大きなステップを踏むことができたことは大きな収穫でした。
シーズン2に参加してくれたみなさま、またシーズン1に参加しこの活動を気にしていてくれた皆様本当にありがとうございます。
アンケートや体験イベントに参加してくれた皆様にもお礼を申し上げます。

